2023年2月25日土曜日

南米パラグアイ・レダ開拓の歩み

 南米パラグアイ・レダ開拓の歩み
2023年2月24日(金) 一般社団法人 南北米福地開発協会

【はじめに】
 1999年8月より、南米パラグアイの北部チャコ地方の州都オリンポで開催された日本国家メシヤ40日特別修練会の最終日、文鮮明総裁・韓鶴子総裁ご夫妻(以下・真のご父母様)は、オリンポの北方プエルト・レダの開拓を命じられました。呼びかけに応じたオリンポ修練会に参加した102名の国家メシヤに対して、真の御父母様は、即レダに入植して、天国のモデル都市を建設し、その基盤を南米に広げ、さらに北米まで拡張するというビジョンを語られました。国家メシヤは新組織の結成。真の御父母様は「南北米福地開発協会」と命名されました。
国家メシヤ団は現地開拓組と日本支援組に分かれて、レダ開拓が始まり、今年2023年まで早24年の歳月が重ねられました。この間レダでは、基本的な施設として、真の御父母様の公館(水一荘)をはじめ、修練所(多目的ホール)、宿舎、食堂などが建設されました。

 さらに、レダ開拓を推し進めるための経済基盤の造成のために牧畜、養豚、パクー養殖などを進めてきました。それと並行して、青年教育のためのプロジェクトとして、日本から青年ボランティア隊を毎年派遣、通算23回を重ねてきました。その土台の上に、昨年(2022年)から長期ボランティア隊として「チャパボラ」(チャコ地方・パラグアイ・ボランティアの略称)を昨年16名派遣し、今年は3月に4名出発する予定です。また南米の青年たちを対象とした修練会が開かれるなど大きな成果を挙げています。

 レダ開拓20年以上を経過した現在、真の御父母様の願いをさらに推し進めていくためにも、いま抱える問題点、若い世代への摂理の継承、ならびに自立経済体制の確保などに向かって更なる努力を重ねていかねばなりません。

 ここに、これまでのレダ開拓の歩みを総括して、基礎的な段階を越えて本格的なレダ建設の方向性を立ち上げるための「報告書」をしたためるものです


【初期開拓の歩み】
レダは世界最大の湿地帯のパンタナールの南端に位置します。修練会が開かれたブラジルとパラグアイの国境となっているパラグアイ川に面しています。オリンポからパラグアイ川をさかのぼること70キロ北にあたり、かつて牧場であった広大な敷地を有しています。

真の御父母様の声に応じて勇んで「上陸」したのは梶栗玄太郎さん(故人)たち。彼らに続き、国家メシヤが入植していき、石に自分の名を書き、記念の塚を作って、開拓が始まりました。

まず始めに数棟の廃屋に巣くうクモや毒ヘビ、サソリなどを駆除して、最低の生活ができる環境を整えました。食糧はオリンポから持参。しかし飲食料は川の水を濾過して作るしかありませんでした。石と砂を引き詰めて簡易の濾過機を手作りし、薬品を投じて飲料水や調理用の水としましたが、いつの間に作業した人の手の指紋がなくなるというハプニングも。

 衣類の洗濯や食器などの洗い物は川で、洗面や入浴は当然のことながら川を利用するしかありませんでした。

 メンバーは厳しい生活環境の上に、さらに厳しい自然環境にもさらされました。寒暖の差はいうまでもなく、雨はスコールとなり、一寸先は見えなくなり、平地は泥の海となることしばしば。おまけに、蚊の大群に襲われ、樹木の下には毒ヘビが徘徊しています。

 こうした環境圏の中で、メンバーは真の御父母様の公館建設から始めました。日中の暑い気候の中で硬い粘土質の土地を切り開くことの困難さは言うに言えない苦労でした。すべてが手作り。未経験の土木作業。そうした中で、公館、修練所、宿舎、コテージ、プールなどがつぎつぎと完成していきました。



【進むプロジェクト】
レダ開拓の初期は先に述べたように環境圏の整備が主なるものでしたが、その後は経済基盤の確保のために、
 
 ・牧畜(牛)、養豚、鶏の飼育
 ・パクーの人口孵化と養殖。エビ養殖の試験的研究
 ・オオテナガエビの養殖研究
 ・養蜂の試験的な養蜂箱設置
 ・野菜、果樹園の整備
 ・植樹活動

などに力を注いでいきました。これは今日まで引き継がれています。
中でもパクーの人工孵化と養殖は青年たちの力強い尽力もあり、一応軌道に乗り、冷凍パクーの販売までこぎつけました。年一度の稚魚放流式はパラグアイ大統領や政府要人、そして地方自治体の首長らが主催するまでになりました。また、ソーセージ加工と販売、水産加工の販売にも手掛けるように準備が進んでいます。

レダでの活動を支えたのは、日本をはじめアメリカなどの各国で生活する国家メシヤのさまざまな支援活動でした。

まず、毎月第一水曜日午後、渋谷・松濤に集まり、真の御父母様のみ旨の成就、ご健康とレダ開拓が御心に叶うことを願い祈祷会を重ねてきました。さらに会員獲得のための年数回のセミナーの開催。月一回の機関紙「パンタナール通信」を発行し啓蒙活動を強化してきました。国家メシヤは無論のこと、その家族や女性宣教師の方々の協力も大きい支えとなりました。

プロジェクトとして、著しく関心を呼んでいるのが、日本から派遣した青年ボランティア活動です。第一回の2000年から毎年一回のボランティア隊は第22回におよびました。
 青年派遣の目的は、
・奉仕活動を通じて参加者の世界的指導者に向け育成
・少数民族(インディヒナ)の子供のための校舎建設
・ノート、鉛筆など教材提供を通じて教育実施の環境の向上
・レダ近隣の町に公園整備や植樹を通して環境の改善
などです。
 これまで青年ボランティア活動に参加したのは延べ2500人です。参加者は地球の壮大さと貧富の差、国情の違いによる複雑な世界情勢を目のあたりにして、教団がめざす世界的な貧困、環境問題などの解決に向けた、真の御父母様のさまざまなプロジェクトの重要性や緊急性などの理解の一助になったとの感想を述べていました


レダ基地にある修練所を活用し、青年教育の場となっております。パラグアイ教会の青年の修練会や隣国ブラジルの青年たちの修練会も開催されました。今年2月にはアメリカ教会の青年たち約20人がパラグアイを訪問、ボランティア活動を行いつつ、レダにも足を延ばして、レダ開拓の実情を視察しています。全行程20日余り。青年たちは未来に向かってさまざまな良き経験をして帰国することでしょう。

 

レダ開拓の現場メンバーの視点から、青年ボランティアの意義は理解しつつも、さらにレダの各プロジェクトの推進に長期にわたって支援活動を要請する声があがり、短期のボランティア活動から長期のボランティア活動への「昇華」することになりました。

その第一陣は昨年(2022年)春に派遣、約9か月現地に滞在しました。さらに昨年秋に第2陣を派遣。現在レダで活躍中です。そして今年3月に4人を第3陣として派遣する予定です。

第一陣の6人が今年2月に帰国し、2月18日の「レダ開拓24周年 新春特別集会」に参加して、来賓として出席されていた神日本大陸会長、方相逸会長ご夫妻はじめ、国家メシヤ、支援・賛同者ら150人の前で、帰国報告を行いました。

 青年たちは、足掛け一年あまりレダで生活を通してそれぞれ貴重な体験をしてきました。レダでの生活は、朝4時半に起床して、5時から祈祷会、訓読会を行って出発。朝食を取った後、各プロジェクトの業務をこなしていきます。一日は反省会、祈祷会で終わります。毎日が彼らにとって修練の場となっているのです。

当然ながら青年たちは、
・神様への信仰と真の御父母様への孝情
・国家メシヤの摂理的み旨に献身する姿からの学び
・自身の信仰生活を振り返り、新たな自覚に目覚め
・今後、日本に戻って、教会と如何なる関係をもって過ごしていくか
・縁を持ったレダでの活動に参加するか

などを考えながら自身の信仰生活を設計していくことでしょう。要は、レダは青年教育の場として今では画期的な訓練場となっているといえましょう

 
【めざす目標とその課題】
レダ開拓はあくまで「天国のモデル基地」を建設することにあります。そのためにこれまで国家メシヤ団が一堂に会して闘ってきました。出発時は50歳代から60歳の国家メシヤも20年の歳月を重ねてきましたので現在では70歳、80歳と高齢になっております。
当然のことながら、レダ滞在者は国家メシヤだけではなく、シニア層の賛同者、協力者が活動しています。若手の滞在者も徐々に増えてはいるものの、各プロジェクトを推進するためには、人出不足は否めません。青年層、現役世代、シニア層のメンバーは一体となって、「世代交代」ではなく「世代融合」しつつ、レダ開拓は進んでいく状況を作り出さなければなりません。
 青年教育のためのも絶好の場所であるとはいえども、レダ開拓を現実的に推し進めていく、各プロジェクトの勝利的基盤、経済自立体制の整備無くして、受け入れることはできません。青年の受け入れとプロジェクトの成功は車の両輪なのです。

 ここで新たな課題が浮上してきます。それは、どのような青年を派遣するのかというものです。現在チャパボラ参加者には次のような条件を示しています。

 ・21日修練会に参加していること。統一原理を受講して、その思想信条を理解。さらに神様と真の御父母様への敬意の心情を抱いていること。
 ・教会の祝福結婚を理解し、将来真の御父母様からの祝福結婚を希望していること。
 ・公的精神を中心として、み旨を理解し、あわよくば公的なみ旨の賛同、協力か
 このような点に留意して、派遣前に参加者と面談、また父兄や所属教会青年部と連絡をとりつつ決定をしています。

 送る側のこうした歩みとともに、レダ現地では現場責任者が一人一人と懇談し、希望を聞きつつ仕事面の適正を考慮して配置しています。今は一回の派遣人数が10名足らずですから、指導可能ではありますが、10名を超える場合は、現地スタッフだけでは、行き届かないことを心配しております。その場合、日本側から信仰指導などを行うリーダー派遣も望まれます。
さらに現地のプロジェクトの大きな力となることは間違いありませんが、それとともに青年の人数と比例して経費の高騰も避けられません。バランスの取れた青年派遣が望まれます。また、青年とともにシニア層の派遣にも注目しています。専門的能力を持つ方の重要性、はプロジェクトが進めば進むほど期待されてきます。現在レダに滞在するメンバーの中には看護師免許取得者や幼児教育専門家もいます。
 天国のモデル村、平和な町を建設するには幅広い人材の投入が不可欠です。南北米福地開発協会はレダの未来像を見つめつつ、日夜努力を重ねていきたいと決意しております。

2023年2月24日金曜日

レダ開拓24周年 新春特別集会 報告

1999年から、南米パラグアイの北部、プエルト・レダ摂理を進めてきた方々の新春特別集会が、2月18日(土曜日)、東京都渋谷区の松濤で日本国家メシヤをはじめ、賛同者、レダ開拓に協力、帰国した青年ら合わせて約150人の関係者が参加して開かれました。

後藤誠一さんの司会で、第一部は始まりました。まず、この1年間、韓国で開催されたさまざまなイベントの映像を上映。そして現在、ロシアがウクライナに侵攻し甚大な死者・被害難民を出している戦争の終結やトルコの大地震の被害者を悼むとともに、この1年に聖和された6人の国家メシヤの冥福を祈りました。(上田光明さんは前夜に聖和されました)
「天一国の歌」の讃美、敬拝、家庭盟誓と続き、天一国特別巡回師である飯野貞夫先生が代表報告祈祷され、真の父母様に花束が贈呈された後、竹之内美紀さんによる「パンタナール讃歌」を祝歌として捧げられました。


レダ開拓は、提唱者の文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻のご指導により始まりました。「天国のモデル基地を建設しなさい」というご夫妻の強い言葉に先輩長老家庭の国家メシヤの諸先生の奮闘から始まりました。
この日、レダ開拓当初から今日まで24年にわたり現地プロジェクトに専念された大和田法生さんと、長きにわたり各プロジェクトに参加、昨年春に現地で聖和された伊達勝見さんの2人に表彰状が贈られました。
 

今年24周年迎えて、いよいよ二世時代を迎えて、昨年春には島田賢二さん夫婦が、4人のお子さんとレダ移住。昨年からレダで長期にわたって活動してきたチャパボラ(チャコ地方・パラグアイ・ボランティアの略称)1期生の6人が、前日の17日に帰国し、この日元気な姿で出席しました。
青年担当の藤生輝彦さんが、チャパボラ参加メンバーを紹介しつつ、彼らの仕事ぶりを讃えました。その一人の岩本聖義さんは、「私は世界の環境問題に関心があり、チャパボラに参加。エビ養殖実験をしていました。現地の方々の生活の実態を知り、その向上を図るには、み言葉のよる教育と各プロジェクトにより経済基盤の確立が必要だとわかりました。しばらく日本で勉強し、またレダに行きたい」と語りました。岩本さんの証しに会場は温かい拍手に包まれました。
 


この日の記念メッセンジャーとして、天の父母様聖会神日本大陸会長ご夫妻が招かれました。まず、ご夫人の藤之原和代さんが登壇されました。現地で活動した青年たちの活躍を讃えて、「日本の若い方に希望と勇気を与えるものです。チャパボラへの参加を呼び掛けるビラを全国に配布して、レダの活動の後押しをしたいと思います」と語られました。この提案に詰めかけた会員一同は、賛意を示す拍手がこだましました。

次に方相逸大陸会長が登壇され、まずチャパボラ・メンバーの活躍を讃えました。そして、「レダは韓国語で『わたしだ』という意味です。したがって『レダはわたしの課題だ』ということになります」と語られると、会場は笑いに包まれました。
「開拓」といえば、ピューリタンがメイフラワー号に乗り、アメリカ大陸を開拓した話は有名です。信教の自由を守るために、まず教会を建て、学校を建ててから各自の家を建てたたいう逸話の通り、「彼らは、神様を迎えるために開拓したのです。よって、キリスト教を背景に今日の世界を政治、外交、経済をリードする最先進国家となりました」。
それに対して、スペイン、ポルトガルは、南米の金銀やさまざまな資源を収奪するために、植民地支配を行った。「このために中南米には神様を迎えることができなかった。中南米に入った欧州の人々の行為の結果が、今日の中南米のさまざまな課題を抱えている姿となったといえるでしょう」。方大陸会長はこのように、北米と南米の違いを分析した上で、南米のパラグアイで開拓する神様を中心とした開拓の意味を語られました。
その後、方大陸会長の祝祷を受け、記念写真を撮り、第一部は終了しました。
参加者は、「私たちの運動が厳しい環境にある中、力強いメッセージをいただき感謝です」「リーダーの方々が未来に向かって改革を進められ証しに感動しました」「各地での現状を打破する動きが活発に行われている報告を伺い、新たな出発ができました」という感想を述べていました。
 
第二部は、柴沼邦彦さんの司会で始まり、来賓として竹内啓晃大陸副会長が登壇。竹内副会長は、「これまでの私たちの歩みはゴムボートに乗って激流を下るようなものでした。一人一人が命知らずで、ただ目的地に向かって推し進むだけでした。しかし、今は大型船で家族や一族、その他大勢の人々と海原を航海するようなもの」と譬えながら、「さまざまな点で大きく改革しないといけない。改革というが変わらなければものと、変えてはならないものとをより分けながら進んで行きたい」と語られました。
 


この後、藤生さんが立ち、「世代融合」を合言葉に、シニア層や青年たちが積極的に関われるように、ネット時代にふさわしい試みを行っていくことを表明。チャパボラ参加メンバーは「カントリーロード」を歌って、気勢を挙げ、会場は大盛り上がり。

中田欣宏さんは、今年は、パクー養殖をはじめ、水産加工の推進などを軸とした自立経済体制の確立を目標と掲げ挙げ、一層の協力体制を維持することを表明しました。
最後に、吉村敏明さんの音頭で「億万歳」を捧げて、すべてのプログラムが終了しました


(文責:和田賢一 写真:石川 仁)

2023年2月20日月曜日

1800双家庭 上田光明リベリア国家メシア 聖和式の報告

本日19日夕方5時より北九州で上田光明国家メシアの聖和式がありました。本人の生前の願いで柴沼先生の主礼のもと涙が自然に流れる暖かい熱いものが流れていました。代表祈祷、証、送辞全員国家メシア上田さんとの熱い関係は心が打たれこの心情一体こそ国を動かす力となり霊界に旅立った上田先生のお顔はこれから霊界にいっても戦う戦士のような精悍なお顔でした
霊界の久保木先生をはじめとして諸先輩の総動員の力を借りて勝利の道が開かれることを確信いたします


以下、柴沼先生の主礼の辞です

今日は懐かしくも尊敬する上田兄弟の聖和式に参加してくださいましたご遺族、ご親戚をはじめ友人、知人の皆様。 74歳というまだまだ若い歳で霊界に送ることとなりました。勿論、我々の生活は地上だけでなく、天上にもあることは皆様も知っているとは思いますが地上での生活をともに過ごすことが出来ないことの寂しさは強く胸に感じていることと思います。

私自身、昨日、ともにレダ開発を歩み、レダ開拓24周年記念式を東京で行った時、九州の責任を担ってきた上田兄弟に会えるのを楽しみにしておりました。数日前からの入院とその後の聖和のため、参加できないことを思いながら渋谷の駅から本部に歩いていた時、急に志半ばで聖和された上田兄の心が感じられ、涙があふれて来ました。

彼の神様と真の父母様に対する心情は病魔に苛まれながら、歩くこともままならない中にも九州に支援者と後継者を作るため、必死に啓蒙のためのセミナーを計画し、努力する姿に講師として参加した私も心を正されて来ました。

研修会に集まって来られた方々の中には義息子さんも来ておりました。彼の将来を義父として期待し、心配もし、家族の幸せに心砕いておられたことも直接、上田氏から伺ったこともありました。

彼は若きときに神様に出会い、またみ言を聞き、感動し、今日まで走りぬいて来た天の勇士であり、神様までも感動させて来た義人でした。また、周りの後輩の方々に対しても常に心を砕きながらの生涯であったことは誰もが感じていることと思います。

我々の道は天国に入ることを目的としている道ではなく、天国を作るために召された道でした。 そのため、神様から選ばれた者は誰よりも他のために犠牲になる道を歩んで来ました。 歴史を見ても神様に最も近い聖人、義人たちが犠牲の道、苦労の道を来たことを我々は知っております。とくにメシアとして来られた2000年前のイエス様、そして今の時代に再臨主として来られた文先生ご夫妻の道も同じでした。キリスト教の歴史においても初期のクリスト者は迫害の道を超えて来ました。我々の道、上田氏が歩んだ道も再臨主が天国を作るため歩まれる道をともに歩み犠牲と苦労の生涯であったことはご家族、親族の皆様もまた知人、友人の皆様もご存じのとおりです。

名声を求めるわけでもなく、地位を求めるわけでもなく、優雅な生活を満喫するわけでもない生活を送り、天国建設のため、生涯を歩みました。

イエス様が十字架に架かる前、ゲッセマネで祈ったように、未だなされていない使命をできれば生きて全うしたいと祈られ、また真のお父様が92歳で体がすでに限界になった時、いまだ、神の国が出来ていないと慟哭された心情を相続し、歩んだ上田兄でした。

地上において愛の人格を築き、霊界に向かう準備をするところです。真のお父様は自分の人生は愛の墓を残すことであると言われておりました。上田兄弟は天国に入る人生をもとめたのではなく、天国を作る人生を生涯歩んだので、天の父母様が必ず、天国に導いてくださります。天国を作る生涯の中で勿論、生前、ご家族、奥様やお子様にまた親族の方に尽くし足りなかったことも多くあったと申し訳なく感じていると思います。霊界に旅立つに当たり、心から冥福を祈り、霊界に送ってあげましょう。

 

(文責:都 恵子)

2023年2月14日火曜日

冷凍機設置完了のご報告

 こんにちは、バクー養殖担当の滝川です。
今回は、冷凍冷却ユニット(冷凍機)の設置が完了いたしましたのでご報告をさせていただきます。
先ず、冷凍機の到着と設置に当初の予定から大幅に遅延しましたことをお詫び申し上げます。支援者の皆様には大変ご心配をおかけ致しました。

改めまして、今国のクラウドファンディングは2021年11月1日から2021年12月
までの期間を定め、皆様からのご支援を募らせていただきました。
結果、皆様方からのあたたかいご支援を頂きまして、最終的に1,138,332円の寄
まり、当初定めた100万円という目標を達成することができました。
皆様から本当にたくさんのご支援とあたたかい応授をいただき心より感謝して
同時に日本および現地スタッフも大変嬉しく思っております。
そして、無事に新型の冷凍機を購入し設置を完了することができました。
本冷凍機は最大-30度まで冷却できる大型の冷凍冷却ユニットです。
実際に試用したことで以下の効果が挙げられました。

①迅速な冷凍により、鲜度維持および品質が向上
②大型冷凍冷却ユニットにより魚の保存可能量が旧冷凍機の2倍に増加
③一度に水揚げする量を増やすことで水揚げ願度を減らすことができ、生産性の向上に繋げられる

冷凍機を設置したときの実際の様子を以下の写真でご紹介させていただきます



お礼メッセージビデオを大変遅くなってしまいましたがお届けします
パク-が出荷から食卓につくまで現地んお様子も楽しめるビデオになっていますので是非、ご覧ください

2023/2/14 関係者の皆様へ

2月も半ばになりました。レダは雨の多い日が続いていたようですが、アメリカのGPAの青年達が12日から訪れ、活気が満ちてきています。日本は寒暖の差が厳しい昨今ですので、体調にお気をつけられご自愛ください。

「第3次リスタート及び自立化プロジェクト支援キャンペーン」の最終実績を下記のとうり修正いたします。
USAから、奈田先生が2000㌦、高橋泰子さんから1000㌦、合計3000㌦の支援が中井さんの方にありました。
北日本総支部21 東京総支部75 神奈川総支部70.2 中部総支部13.1 
関西総支部14  中四国総支部1.4 九州総支部48.9 海外総支部21.3 
USA39 他1 
合計304.9 

帰国予定(2月3月)
2月16日:岩本君の帰国予定が1日遅れ、2月16日となりました。
2月17日:チャパボラ第1期メンバー6人:首藤君、太田君、野口君、田渕君、山崎君、船戸君
2月23日:岩澤所長
2月28日:第1期の李さんと大西さん
3月1日:小橋氏
4月12日:大元氏及び第2期チャパボラ源田君
4月17日:豊村氏、水落氏

出発予定
3月22日:第3期チャパボラ4名出発(成田)
(出発前2日研修実施:藤生青年局長担当)
4月6日:岩澤所長

西永氏がアメリカから6日到着し、アカアイ、5か所の養殖場視察、カルメロ・ペラルタを橋爪さん、滝川君、岩本君達と共に巡回視察し、その後滝川君と共にGPAに同行し現在レダ滞在中です。飛躍への大きな力になってくれるでしょう。





2月18日には、レダ開拓24周年・新春特別集会が行われ、終了後総支部長会議を行います。今年度は大きな変革と新たな挑戦の年として、決意新たに出発していきましょう。
レダで戦う皆様を支え、力を発揮していただく為にも、まだまだ皆様の支援が不可欠です。なければ一歩も進みません。福地建設と自立への道筋を見据えて、必死で奮闘している現地の皆様をいつも思いながら、今月のご支援、よろしくお願いいたします。


2023年2月14日      中田欣宏 

2023年2月5日日曜日

1/29(日) レダ新年会 NY ・WH 報告

1月29日 午後1時よりNY  Tarrytown  White House(Belvedere 教会) にて2023年度出発のための新年会が行われました。総計4~50が集まりました。新年の食事は寿司握りのバレンティア(松浦、渡辺、佐藤)が大活躍で素晴らしい寿司料理が振舞われました。




初めに高橋泰子さんのお祈りとレダ historyの説明
 TPの期待と願い
⋆新旧キリスト教の一体化、 
*環境問題、飢餓食糧問題の解決
*神の原焦的聖地の意義などが語られた。

次に二世 石川君(NJ) の去年の青年達のレダ訪問の活動報告(自作video)と癒し(レダ聖地と一世日本人住民から)を受けた証
*Ledaは環境も暑いし労働や蚊など不満。改善されるべきこともたくさん感じた、しかしその中で今まで滞在している先輩のおじさんたちが心から自分たちを愛してくれたことがLedaにある神の愛を感じさせられ心が復活た。そして大自然、インディオの別世界の中で自分の新しい出発ができた

最後に泉川さんからは去年の10日間シニアツアー(Jimmy 渡辺・高橋/泉川)の
訪問地や中田実さんのガラニア族伝道状況などの報告が行われた。


⋆パワーポイントを見せながら一コマ一コマ(Leda での魚釣 旅での食事、イグナスの滝,etc、)多くの笑いが出ました。特にGuaranni伝道の様子が熱く語れました。
今後のシニア―ツアーの勧めともなりました。
(費用は10日間 $2500~$3,000前後+飛行機代 とのこと)
今年9月ごろ予定    参加者募集中 !

新年会は会費 $10 で、松浦弘明さんや渡辺さん
Terry town の女性群の台所による、新鮮なマグロ、サーモン、ハマチ、イカなどの 寿司・刺し身 のバフェー昼食 でした。
”お店で食べるより豪勢で美味しかった。”ー-皆様のコメント。集会も和気あいあいと良き交流がなされました。
その後メインのスタッフ10人が様々な課題を話し合いました。
2023年新たな出発を決意して出発となりました。

USA レダ・事務局より