2024年3月22日金曜日

レダ開拓25周年新春特別集会報告

【概要】
2024年3月2日土曜日、東京都渋谷区松濤の会場において、「レダ開拓25周年新春特別集会」を開催した。主賓として田中富広氏(神日本FFWPU会長)を、また来賓として本山勝道氏を迎え、主として首都圏に在住する約200名が参加した。主な参加者は、JNM、南北米福地開発協会の一般会員と協力者皆様方、レダ開拓プロジェクトに参加した青年とその父母の皆様、チャパボラ(レダ中長期ボランティア)青年とその父母の皆様であった。

【趣旨と目標】
1999年8月1日、提唱者、天地人真の父母様から与えられた「パンタナール開発のみ言」に基づいてスタートした、いわゆる「レダ摂理」を託された私たちの責任を、これまで定期的に再確認し、決意を更新してきた。

特に今回の特別集会を計画するにあたって目指したことは、(1)レダ開拓推進実務スタッフと会員、支援者、関連グループ等から成るコミュニティーをいっそう拡大・充実させる。(2)次世代の担い手を立てながら現世代との融合を進め、これからの10年、25年を見据えた新たな出発の時とする。 (3)経済的自立に向けて、レダ現地の状況、インフラと諸設備の現状等に関する認識を共有し、共感を高める。(4)提唱者が進める新しい摂理に対応するため、私たちの意識と体制をアップデートすること、などである。参加者人数は、200名を目標とした。

【準備】
中田欣宏代表理事、後藤誠一副代表理事(=実行委員長)、藤生輝彦青年局長、小田文雄事務局長代行らを中心として、10数名の実行委員たちが準備会を重ね、行事の詳細なスケジュールを練り、事前準備・実行・事後フォローなどの全体的な計画を協議した。

また、例年と同様に、JNMが力を合わせて、レダ摂理のために願わしい個人や家庭に対し、今回の行事の説明と参加を呼び掛けた。真の父母様に捧げるお花、表彰や感謝状について、参加者のお弁当、実行に必要な物品の手配、受付用名簿の作成、実行スタッフへの連絡、参加者に渡す資料の準備等は当然のこととして、特に今回は、会場入口での警備、感染予防対策の徹底等にも力を入れた。

【会場の様子】
新春特別集会そのものは、参加者たちからの感想を聞く限り、大変好評だった。すべてのプログラムには神聖な背景があり、精誠が込められていた。

特別映像紹介の後、この1年に聖和された12名の国家メシヤの皆様のご冥福をお祈りいたしました。

昨年度に引き続き、今年度も初期から今日に至るまで、レダ摂理に全てを投入してくださった方々の特別功労賞及び感謝状の進呈が行われました。1999年の開拓当初から24年間レダに投入され精誠の限りを尽くし来られた上山貞和先生、16年にわたって精誠の限りを尽くし、多くの青年の皆様に感銘と感動を与えられた大山哲夫先生に特別功労賞、10年余にわたって魚の加工製品開発で現地大統領はじめ日系社会に大きなインパクトを与え貢献してくださった小橋惠造先生、レダに残りの人生全てを捧げんと7年余投入してくださった豊村泰洋先生お二人に特別感謝状、又昨年の特別キャンペーンに大きな功績のあった、山下琴會氏に感謝状が手渡され大きな拍手と共に感謝のひと時を持ちました。又其のあと特に印象的だったのは、午前の部の「2024年レダプロジェクトの展望」(藤生)と「記念メッセージ」(田中会長)、午後の部では「来賓メッセージ」(本山氏)と「青年局の活動報告、帰国報告」(藤生)を挙げられると思う。

 「2024年レダプロジェクトの展望」では、すでにレダに移住した島田家庭、今年5月末には、レダで家庭を出発する滝川夫妻、川久保夫妻が、いずれも生き生きとした写真で紹介され、拍手を浴びた。また第3次レダ開拓プロジェクト参加者のうち2名の青年の報告が、文字と音声とで紹介され、感動を呼んだ。又現状と今後について簡潔にPPで説明され感銘を与えました。

「記念メッセージ」では、真のお母様が最近語られた内容を、主賓の率直な表現、および簡潔に整理されたPPと明瞭な音響を伴って伝えられ、高齢者たちを含め、しばしば頷く姿が見られた。

記念撮影の後食事を済ませ、抽選会そして若き2世飯岡泰山・恭美夫婦による歌が披露されました。その後、本山勝道氏が駆けつけて下さり、来賓メッセージをくださいました。ほとんどお母様の映像でまとめられていた。古い映像も新しい映像も、すべてが新鮮で、特にお母様が2世圏の教育のためにヘリコプターを売る決断をされたことを語られる部分では、お母様と会場の聴衆とが一緒に涙をぬぐう場面が再現された。

 「青年局の活動報告、帰国報告」では、島田家、滝川さん夫妻、川久保さん夫妻から現在の事情と心境についての個別映像が映され、壇上では大瀬君の養豚プロジェクトの生々しい体験的報告がなされた。またチャパボラ1期生の船戸君が、レダから帰国したばかりのチャパボラ3期生、栗原君、面来君、木塚さんを紹介し、各人がレダで実感した世界を述べた。

この1年のハイライトともいうべき102名のレダ訪問プロジェクトの経緯と感謝、そしてこれからの若き世代への継承について、中田代表理事が挨拶され、最後に和田事務局長の「億万歳」によって全てのプログラムを終了いたしました。

【感謝】
「レダ開拓25周年新春特別集会」を開催できましたこと、衷心より感謝申し上げます。また準備と実行に携わったスタッフはじめすべての方々、とりわけ懇切なお手伝いをしてくださった施設スタッフの皆様、参加者の皆様、支援者の皆様に、改めて深くお礼を申し上げます。

今後、上記した「趣旨と目標」が具体的に実現に向かって、進展していくことを念願し且つその実現の為に、努力をますます傾注していくことを決意しております。本当にありがとうございました。

2024年3月7日
後藤誠一実行委員長、スタッフ一同














2024年3月15日金曜日

バハマ国家メシヤ777双天寳家庭 大脇(尾脇)準一郎兄の天寶聖和式・原殿式の報告

天一国 12 年天暦 2 月 5 日(2024 年 3 月 14 日)午前 9 時半より、前日の帰歓式に続き、777双、バハマ国家メシア、天寶家庭大脇準一郎兄の天寶聖和式が、川崎の孝成家庭教会で行われました。天候に恵まれた中、ご家族・ご親族をはじめ、大脇兄と縁のある兄弟姉妹、早成会関係者百数十人が集いました。

式は、黙祷、略歴紹介と続きました。略歴紹介では、1996 年霊の子女数十名の中から 8 名が国家メシアに選ばれたこと、2008 年家庭連合 50 周年記念式において伝道優秀賞を受賞されたこと等が紹介されました。栄子夫人との間には一男三女がおられ全員祝福を受け、6 人のお孫さんに恵まれているとのことでした。また映像の中では聖和の前日(3 月 7 日)ベッドに横たわり夫人から食事をいただき会話を交わしている様子が映し出されました。

報告祈祷は、777双の阿部公子さんの予定でしたが、当日会場に来れないという事で、阿部公子さんの祈祷文を渋谷教会の姉妹が代読することとなりましたが、伝道時からよく知る阿部公子姉らしく、思いやり深くまた美植先生の言葉、真のお父様が大脇兄の純粋さに期待しておられた様子等が、祈りの言葉として紹介されていました。
聖和の辞は、渡辺一喜渋谷家庭教会大教会長が担当してくださいました。最初に天聖経の「霊界はある。・・地上は霊界で愛を呼吸するための準備期間・・・」を中心に「死・聖和等」に関する意味を述べられ、大教会長は韓国留学中に大脇先生の書簡を目にし力を与えられたこと、また公職者とし
ての訓練中、鳥取で活動する機会があり、知らずに大脇先生の実家近くを訪問した際、地域の人から「尾脇を知っているか?」と聞かれたこと、渋谷の教会長になってからは、「渋谷は日本の中心・・・」と言われ二世に何かを託す様子、また大脇先生の自叙伝をいただいたこと等を語られ、大脇先生の精神を相続し頑張ることを決意しておられました。その後主礼の祝祷がありました。
続いて信仰の親の中村惣一郎氏からの贈る言葉がありました。奈田夫人、阿部夫人、中村さんの三人が目白駅で路傍伝道をしていた 40 日路程の最後の日(1963 年 12 月)大脇さんに出会ったこと、大脇さんはみ言葉に出会うや、霊の火で燃え言葉が光となり雲の上を歩いているような心境になり、喜びと安ど感から献身の道を歩むようになったこと等が紹介され、また御父母様の信頼と訓練を受け、天の願いにこたえる歩みをされたこと、数十名を伝道し、4 人の子女を祝福に導き天寶家庭となったこと等が語られ、まさに善き戦いを成し終えて天上に旅立たれる瞬間、天上での活躍を祈りますと述べられました。

次に長年の友であられる小松電機産業(株)、人間自然科学研究所、小松昭夫会長兼社長からの贈る言葉がありました。この日の為に島根県から足を運ばれ、長年の友であられるが故の数々の思い出、入口は違うけれど同じ志をもって互いに切磋琢磨してきた様子が語られ、「共生文化の社会を作るため頑張る」との決意が述べられました。

その後、昨日同様三女の佐藤仁美子さんから送辞が述べられました。次に家庭連合田中会長、777双高津啓洋氏、パラグアイレダで活動する佐野道准氏、アルバニアの姉妹からの弔電が紹介されました。

その後参列者による献花がなされ、長男の尾脇史行さんによる遺族代表の挨拶をもって式を終了し、参加者による写真撮影、出殿の儀式がなされ、12 時過ぎに尾瀬に向けて出発しました。



尾瀬へは、ご家族ご親族をはじめ信仰の親の中村氏、信仰の子女の柴沼氏、信仰の孫の大西氏、飯野夫人、赤沢薫さんが同行。帰歓式に参加した高橋昭三・容子夫妻も尾瀬に直行し、式典に参加されました。尾瀬までの道中は天候に恵まれ赤城山、谷川岳を遠方に眺めながらのマイクロバスでの移動でありました。

3 時半ころに到着し、チャペルでの原殿式が、尾瀬園長となった戸丸さんの息子さんが司会を務め、信仰の子女の柴沼氏の祈祷、尾瀬霊園からの歓迎・感謝のメッセージがあり、渡辺一喜大教会長による原殿式のみ言葉、祈りの後、埋葬のため外に出ると、うす暗い雲に覆われ冷たい小粒の雪が降りだし、埋葬を始めるころには中粒の雪となり参列者の頭衣類を雪が徐々に覆うようになってきました。しかし、埋葬を終え、生花で花壇を飾り記念写真を撮るころには雪もやみ、思い出深い原殿式となりました。その後チャペルに戻り三虞祭を行って兄の思い出やお別れの言葉をご家族・参加者が述べ別れをしみながら 6 時半ころ帰途に付きました。(報告:後藤)




 

2024年3月13日水曜日

バハマ国家メシヤ・777双・天寳家庭 大脇(尾脇)準一郎兄の天寶帰歓式の報告

天一国 12 年天暦 2 月 4 日(2024 年 3 月 13 日)午後 6 時より、バハマ国家メシア、天寶家庭大脇準一郎兄の天 寶帰歓式が、川崎の孝成家庭教会で行われました。 天候に恵まれた中、ご家族・ご親族をはじめ、兄と縁のある兄弟姉妹、早成会関係者 200 人ほどが集いました。 祭壇には、遺影と約 30 基の供花、真の御父母様からの揮毫が飾られていました。

式は、黙祷、略歴紹介と続き、 映像上映では世界教授アカデミー時代の写真や、ご家族との写真が映しだされました。 
略歴紹介では、16 歳の時大病を患い、その後求道の道を歩み、入神体験を通じ「神の愛」を実感、それから間も なくして家庭連合に導かれるようになったことが紹介されました。早稲田大学原理研究会の初代委員長を務めら れ、世界平和教授アカデミーを創設し 11 年間事務局長としても活躍され、米国神学校を卒業し、博士号を取得 したこと、バハマ国家メシアとして任地国で活躍されたこと等が紹介されました。
昨年 10 月ごろから体調を崩 し、3 月 8 日急性肺炎のためご家族に見守られる中ご自宅で聖和されました。享年 80 歳でした。 報告祈祷は、早稲田大学出身で霊の孫にあたる大西邦弘氏が、兄への敬意を表し心情あふれる祈りがなされまし た。
「神と共に生きたものが行くところが天国である・・・・」のみ言訓読の後、帰歓の辞は、早稲田大学の二代 目原研委員長であった飯野貞夫特別巡回師がしてくださいました。 大脇兄との初めての出会いから、大脇兄の後に原研委員長になった経緯、大脇兄との忘れられない思い出等を懐 かしく語ってくださいました。 
贈る言葉は、元老牧会者会の小山田会長がしてくださいました。大脇さんの猪突猛進、目的に集中する姿こそ今 我々に必要であると・・・。
 
次に霊の子の柴沼邦彦特別巡回師による証がありました。大脇さんによって自分は素晴らしい人生を送ることが できている。大脇さんへの感謝と尊敬心から大脇さんとは常に交流し励ましあっていると・・・ 
次に 6000 双会長の徳野英治氏、1800 双でポーランド宣教師吉田宏氏等からのメッセージが司会より紹介され、 追悼の詩を大脇兄と長年交流のある未来創庵庵主一色氏によってなされ、送辞を三女の佐藤仁美子さんが、父と の思い出、父との葛藤、戸惑いと共に、父への感謝と父がなしたかった南米の摂理の為にパラグアイで頑張るこ とを涙ながらに語っておられました。 

その後、聖歌 70 番を賛美し、全員で献花の時間を持ち故人との別れを惜しみました。 その後遺族を代表して長男の尾脇史行さんから、父は嵐のような人で他人への配慮・忖度がないため迷惑をかけ ることもあったのではと、お礼とお詫びの言葉がありました。 
(報告:後藤)